1870年の創業以来、私たちは地域のインフラと暮らしを支える担い手として、時代の要請に応えながら、確かな信頼と実績を積み重ねてきました。肥料商として始まり、石炭・石油・潤滑油といった基盤資材の供給を通じて、日本の近代化とともに歩んできた歴史は、エネルギーの変遷と深く重なります。
いま、私たちが目指すのは「次世代に誇れる社会インフラ」の創造です。気候変動、地政学リスク、エネルギーの脱炭素化といった世界規模の課題に対し、新たな技術革新の力で、持続可能な未来へと挑戦を続けてまいります。再生可能エネルギーの導入、省エネ技術の普及、循環型社会を支えるソリューションの提供。多様な事業環境に対応した、持続可能なエネルギー活用を共に考えながら、社会・経済・環境の三位一体による価値創造を推進してまいります。同時に、地域の文化や歴史に培われた資源に新たな価値を見出し、世界へと発信することで、産業の多様化と地域経済の自立にも寄与してまいります。
私たちは信じています。地域から始まる小さな一歩が、やがて世代を超えて受け継がれる持続可能な未来をかたちづくることを。
私たちは、次なる100年にふさわしい挑戦を続けてまいります。